セメント事業

製品紹介

普通ポルトランドセメント

 コンクリート工事用に最も多く使用されている製品です。

早強ポルトランドセメント

 普通ポルトランドセメントよりけい酸三カルシウムを増やして、細かく粉砕した短期高強度のセメントです。プレストレストコンクリート、コンクリート製品、寒冷期工事、緊急工事などに用いられています。

中庸熱ポルトランドセメント

 普通ポルトランドセメントより水和熱が低く、長期強度にまさり、乾燥収縮も小さく、しかも耐硫酸塩性にも優れたセメントです。ダム、地下構造物などのほか、道路舗装用としても用いられています。

高炉セメント

 製鉄所で発生する高炉スラグの微粉末を普通ポルトランドセメントに混合したセメントです。長期強度は普通ポルトランドセメントに優り、水和熱が低く化学抵抗性に優れ一般土木工事用として、河川、港湾、ダムなどに広く使用されています

ジオセット200(地盤改良材)/225(高有機質土用)

 ジオセットは、土と混合すると水和反応により速やかに針状のエトリンガイト(3CaO・Al2O3・ 3CaSO4・32H2O)を生成します。このエトリンガイトが粘土粒子を架橋し強固な骨格を形成させ、土を迅速に固化させます。さらに、カルシウムシリケート水和物などが、この架橋をより強固なものにします。軟弱土・建設発生土の改良、汚泥・底質の固化処理など、幅広い用途に対応可能です。
 また、ジオセット200/225を製造する際に、添加します無水石膏につきまして、工場内で乾燥・粉砕し、添加する以外に、新潟や金沢地区にも出荷されています。

製造工程

セメント製造工程:石灰石、粘土、鉄原料を粉砕し、焼成すると半製品(中間製品としてのクリンカー)が出来ます。さらに半製品と石膏を混合し、粉砕すると製品としてのセメントになります。左上から「石灰石」「粘土」「鉄原料」。左下から「セメントクリンカ―」「石膏」「セメント」。 当社は糸魚川市で産出する豊富な石灰石と珪石を使用して各種ポルトランドセメントや地盤改良材を製造しています。
 主原料は、石灰石、珪石、粘土、鉄原料等であり、これらを適正な割合で調合した原料をキルン(回転窯)で高温焼成してクリンカーを作ります。このクリンカーに石膏を加えて微粉砕したものがポルトランドセメントです。
 セメントの主要成分であるCaO、SiO2、Al2O3、Fe2O3を含む物質は、セメント原料として利用可能なことから、火力発電所から発生する石炭灰から下水汚泥まで各種廃棄物の有効利用を進めています。又、焼成用の補助燃料として廃プラスチック、再生油等を利用しています。これらの廃棄物はリサイクル資源として焼成工程の高温雰囲気で燃焼・溶融し、灰は全てクリンカー鉱物となり、二次廃棄物の排出はありません。 
 セメントの製造工程は、大きく分けて原料工程・焼成工程・仕上工程の3つです。

原料工程

 所定の化学組成になるよう調合された原料は、原料ミルに送られ、乾燥・粉砕そして分級されます。原料の調合は、原料ミルから出た粉末の一部を連続採取し、蛍光X線分析装置で迅速に分析し、コンピュータが原料配合を計算して、各定量供給機の設定値を決定しています。きめ細かい調合制御により、廃棄物を多量に使用しても、原料の化学組成は常に一定に保たれています。
 この原料はエアブレンディングサイロに送られ、均一化されたのち原料サイロに貯蔵され、焼成工程に供給されます。

焼成工程

プレヒータ:サスペンション式予熱装置(プレヒータ)に始まり、回転窯(キルン)を経ていくクリンカを生成する焼成工程は、1400℃以上の高温により、リサイクル品も結晶の世界へと誘われる云わばマジックショーのような舞台でもあります。 原料はサスペンション式予熱装置(SPタワー高さ65m)のトップサイクロン入口ダクト部に供給され、下方からの高温燃焼排ガスとの間で順次熱交換を行いながら下段サイクロンに移り、900℃くらいまで予熱されたのちキルンに投入されます。
 キルン(回転窯)に投入された原料粉末は、キルンの回転によりゆっくり移動し、この間キルン(回転窯)に吹き込まれた微粉炭の燃焼熱によって更に高温に加熱され、1450℃程度で半溶融状態となりクリンカーと呼ばれる鉱物に焼き固められ、空気冷却機で約100℃まで急冷されクリンカサイロに投入されます。

仕上工程

 キルン(回転窯)で焼成されたクリンカーは、凝結時間を調整するための石膏と共に、仕上ミルで粉砕されセメントとなりセメントサイロに貯蔵されます。
 当工場では、クリンカ、セメントについても蛍光X線分析装置で連続分析を実施しており、製品は厳重な検査ののち出荷されています。
ミル:石灰石原料等を粉砕するのと同様に、仕上ミルでも半製品や石膏を粉砕するため、ミルボールと呼ばれる鉄球(直径が10cm近いものもある)が数多く入っています。稼働し、ひとたび回り始めると、鉄球が中で転がっているため大きな音が出ます。 予備粉砕機(7号プレミル):セメントを製造する仕上工程の前段として、予備粉砕している縦型ミルです。

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